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(S10)次に、これもやはり同じイベントの1つでございますが、夏の海上花火大会でございます。ここに写っておりますのは人の群れでございますが、周囲全体を入れますと30万人余りの方がこの花火を楽しむということでございまして、その中心的な役割を果たすウォーターフロントの公園として、その役割を果たしておるわけでございます。スライドには載せておりませんけれども、ここには今度開発されました超電導電磁船「ヤマト1」とか、あるいはスペインから渡ってまいりました「サンタマリア号」、こういうのを陸に上げまして保存して、1つの海の公園としてのイメージづくりというようなことも進めております。
(S11)これは、今皆さんがおいでになっておりますメリケンオリエンタルホテルでございまして、これは中突堤地区の先端のウォーターフロントとしての再開発の状況でございます。この1階、2階につきましては公共の旅客ターミナルとして使っております。3階から14階までがいわゆるホテルでございまして、この開発につきましてはコンペ方式でアイデアを募ってこの整備を進めたということでございます。それから、この前に写っておりますのがクルージング船でございまして、1,000人ほど乗れます大阪湾内をクルージングする船でございます。神戸には5隻ほどのクールージング船がございまして、年間40万人ぐらいの人がクルージングを楽しんでおるというような状況でございます。
(S12)これはちょっと方向を変えて見たところでございます。先ほどと同じ場所でございますが、一番初めに第三港湾建設局の中山局長からごあいさつがありました災害復旧によって岸壁を再整備したというところが、この周囲の岸壁でございます。
(S13)これは、このメリケン波止場、あるいは中突堤地区を利用しております小型船の発着の状況でございますけれども、ここの中突堤地区というのは、もともと瀬戸内海を利用いたしまして、九州、四国、それから淡路島への旅客船の発着場でございました。その機能は今も続いておるわけでございます。
(S14)これは港内の潜めぐりの船でございます。こういうことで神戸の市民、あるいは神戸港を訪れた他都市からの旅行客の方々が神戸港のショートクルージングを楽しんでおるという状況でございまして、大体年間20万人余りの方がこういう施設を利用されておる。それの基地としての役割を果たしておるということでございます。
(S15)皆さんのお手元の図面をスライドにしたものでございます。地区といたしまして、このメリケンパーク、それからこのホテルのあります中突堤の先端の地区、それから中突堤の西側の地区ということでございまして、先ほどの小型船の発着場をここに整備するということで、今建設工事を進めております。それから、将来計画といたしまして、スライドの右の方に京橋地区というところがございます。これにつきましては、まだ現在構想段階でございまして、ここに描いております船は官公庁船でございまして、この船が今この船だまりを使っておりますので、それの調整等を今進めておるところでございます。これらがすべて完成しますとこの状況になるということを示した図面でございまして、現

 

 

 

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